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いつも丸冨士をご利用いただき、誠にありがとうございます。
砂糖の業務用卸値が、10月に入り1kgあたり8円(約3%)値上がりしました。砂糖の卸値が上がるのは2024年1月以来、約2年ぶりです。パン・お菓子づくりに欠かせない原材料のため、背景と今後の見通し、丸冨士での対応をまとめてお知らせします。
どれくらい上がったのか
主な品目の東京市中卸値(2026年10月時点)は次のとおりです。大阪・名古屋でも同じ幅で上がっています。
品目 | 卸値(円/kg) | 値上げ幅 |
|---|---|---|
上白糖 | 249〜251 | +8円(約3%) |
グラニュー糖(並) | 252〜254 | +8円(約3%) |
ビートグラニュー糖 | 252〜254 | +8円(約3%) |
上白糖 小袋(家庭用) | 269〜273 | +8円(約3%) |
今回は大手製糖メーカーが値上げ幅を「キロ単価」ではなく「率」で示しているのも特徴です。業界首位のDM三井製糖は「3%以上」、2位のウェルネオシュガーは「3〜5%」と発表しています。
なぜ上がったのか
一番の理由は、中東情勢の緊迫による原油・ナフサ価格の上昇です。砂糖は原料糖を精製する工程で多くのエネルギーを使うため、燃料費の上昇がそのままコストに響きます。
燃料費:製糖工場で使う燃料の仕入れ価格が上昇
包装資材:砂糖を包む樹脂フィルムがナフサ高で値上がり
物流費:トラック輸送のコストも増加
さらに、原料となる粗糖の国際相場も再び上がっています。ニューヨーク先物はこの4カ月あまりで約4割上昇しました。主産地のブラジルでは多雨、インドでは乾燥と、天候不順による減産が心配されています。

今後の見通し
残念ながら、しばらくは高値が続く可能性があります。粗糖相場の上昇と円安傾向が重なれば、追加の値上げも考えられます。
製糖業界ではメーカーの再編や工場の集約が進んでおり、調達先の選択肢は以前より限られてきました。国内の砂糖需要は年間約179万トンと低い水準で安定しており、「需要に見合った分しか供給されない」状況です。かつてのように供給がだぶつき、値下がりする展開は期待しにくくなっています。
パン屋さん・お菓子屋さんにとっては、砂糖以外の原材料も含めた仕入れコストの見直しや、商品価格の検討が必要になる局面かもしれません。
丸冨士でのお取り扱いについて
丸冨士でも、仕入先より砂糖の改定(+8円/kg)の連絡を受けています。お客様への改定価格の適用時期は、現在メーカーと調整中です。次回ご注文分から適用となるかも含め、決まり次第あらためて担当営業よりご案内いたします。
使用量の多いお客様や、年末商戦に向けて在庫を確保しておきたいお客様は、お早めに担当営業までご相談ください。代替品のご提案や、ご注文のタイミングについてもご一緒に考えさせていただきます。
おわりに
原材料の値上がりが続き、ご心配をおかけしております。丸冨士は「食を支え、地域を照らす」を理念に、これからも最新の価格情報をいち早くお届けし、皆さまの店づくりを支えてまいります。今後とも変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。
参考:日本経済新聞「砂糖卸値が3%上昇、燃料高の転嫁値上げ進展 菓子の生産コスト増」(2026年10月8日
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